公演詳細
【ニール・サイモン ブロードウェイデビュー作】
ニューヨーク青春物語
プレーボーイの兄とシャイな弟が繰り広げる青春グラフィティ!
1960年代の懐かしい家族愛に溢れたウェルメイドプレイ!
本作はミュージカルではありません、衝撃のラスト!必見のコメディです。
ニール・サイモン、ブロードウェイデビュー
現代アメリカの代表的喜劇作家、ニール・サイモンが、ラジオ、テレビなどの人気放送作家から本格的な舞台作家への転身を試みたデビュー作。1961年、ブロードウェイ初演で、677回を越える大ヒットとなり、批評家たちはブロードウェイに大型新星誕生と注目した。自身の兄、ダニーと自分が封建的な両親から独立してアパート暮らしを始めた体験をベースに3年の歳月をかけて書いた。軽妙でおかしい台詞のやりとり、親しめる人物像、パニックの盛り込まれたシーンづくり、健全な人生観とその拠点である「家族愛」、「成熟」をテーマにした濃厚な自伝的色合いなど、サイモン作品のエキスがたっぷり盛り込まれ、処女作からして水準の高いウェルメイド・プレイであり、ここから大きく深く発展していった彼の原点となる記念すべき作品です。
ストーリー
ベーカー家の長男アランは、マンハッタンのアパートで気ままな独身生活を楽しんでいるが、ある日突然、弟バディが転がり込んでくる。頑固な父親と心配性の母親の子ども扱いに堪り兼ね、家出してきたのだ。共同生活を始めることになった兄弟だが、父親の会社に勤めながらも女遊びに精を出すアランは、シャイなバディを業界の大物プロデューサーと偽り同じアパートに住む女優志望のペギーに会わせたり、大事な商談をすっぽかし父親の逆鱗に触れたりなど何かとお騒がせ、その実、大本命の女性コニーには弱い。コニ―とペギーと父と母のかわるがわるの来訪で、兄弟は大パニックの末…。
フレッシュコラボ
主人公アランに期待の若手、大音智海、バディに荒田至法、ペギーに門田奈菜、ヒロイン、コニ―にミュージカルなど数々の舞台で活躍中の元宝塚歌劇団スター、愛音羽麗、兄弟の母親役には、往年の大ヒットドラマ『柔道一直線』で鮮烈にデビューした吉沢京子が翻訳劇初挑戦、父親役には、日本人がアメリカ人を演ずる翻訳劇に唯一のアメリカ人として、山形弁研究家、ダニエル・カールが登場。また、類まれな才能で、音楽界に彗星の如く現れた作曲家&ピアニスト はらかなこがオリジナルサウンドを担当。
出演者
スタッフ
作 | ニール・サイモン |
翻訳 | 保坂磨理子 |
演出 | 鈴木孝宏 | 音楽 | はらかなこ |
美術 | 加藤藍子 |
照明 | 飯塚登 |
音響 | 是安房雄 |
衣装 | 倉岡智一 |
宣伝美術 | 黒木のりゆき |
企画製作 | ピュアーマリー |
制作協力 | 鈴木アートオフィス、NPO法人LICP |
劇場情報
2015年7月16 (木) ~17日 (金)
7月16日 (木) ①19:00
7月17日 (金) ②12:00 ③17:00
※開場は開演の30分前です。
※未就学児の御入場はご遠慮ください。
カメリアホール (亀戸文化センター)
〒136-0071 東京都江東区亀戸2-19-1カメリアプラザ3F TEL03-5626-2121
※JR亀戸駅北口徒歩2分